桜井車体工業の業務内容
桜井車体工業では、主に特装車両向け板金部品を生産しています。
特装車両と言っても様々で、国内では、車いすを積んで走る福祉車輌や救急車、幼稚園送迎バスの部品。海外への輸出車輌では救急車やマイクロバスなどの部品を委託製造しています。これらの部品は標準車と比べて生産台数が少なく、車輌により用途や仕様が異なるため、同じ車両に付ける部品でもかなりの種類の受注に短納期で対応する必要があります。
また、そういった部品とは別に、一品と呼ばれるスポットオーダー部品というものがあります。これはその時限定の部品で、繰り返し注文の来るものではなく、一度作ったら二度と注文が来ない、あったとしても年に一度あるかないかという超少量生産品です。そのため、製品単価が上がるのを抑えるために、専用の型や設備については極力使用しない生産方法を望まれます。
ここでは、そういった生産のための加工方法や内容について紹介します。
切断・孔開け加工
材料や加工品の形状・用途に合わせ、加工機械を選定または組み合わせて、効率的に作業しています。